dtvの流れる生活

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dtvで配信されている映画『かもめ食堂』は、フィンランドの首都ヘルシンキで食堂を営むサチエ(小林聡美)と、日本人旅行者や現地の人々との交流を描いた物語です。入り組んだストーリーではなく驚くような展開もありまんせんが、日々の仕事、会話、日常の中で起きるちょっとしたハプニングなどが丁寧に描写された作品です。好き嫌いは分かれる映画かもしれませんが、私はこの映画の世界観が大好きで過去に何度かレンタルDVDで鑑賞しました。
dtvの配信ラインナップに『かもめ食堂』が追加されているのに気がついた時には本当に嬉しい気持ちになりました。レンタルショップまで足を運んで返却期限を気にしながら慌てて鑑賞したり、高価なDVDを購入したりせずに好きな作品を観られるのは本当にありがたいことです。
dtvは好きな作品を何度でも好きなだけ観られるので、私はBGM代わりにお気に入りの作品を流しておくということもよくやります。絹さやの筋取りだとか取れかけたボタンを縫い付けるだとか、そういった日々の雑事も傍らに『かもめ食堂』を流しながらすると何となく愛おしいような、幸せな時間のように感じるから不思議です。
清々しく時に可笑しさもある音楽や、穏やかだけれど意志のある凛とした台詞を聴きながら手を動かす。ふと手を休めて画面に眼をやると、ヘルシンキの美しい町並みや北欧テイストの素敵な食堂でテキパキと働く気持ちの良い人々がいる。dtvから流れるそんな世界を眺めながら、私の生活もまた流れていきます。

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